漫画特集
漫画のセリフをご紹介いたします
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弘江
「 お父さんは元気? 私も辰巳さんと仲良く暮らしてるって伝えておいてね 」
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弘江
「 天国にも家ってあるのかしらね? 」
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辰巳
「 さあ、君の実家ほど立派なものはどうだろうな 」
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弘江
「 あの家もそっくりそのまま天国に持っていければいいのにね 」
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辰巳
「 うーむ…… 」
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弘江
「 ……なんて言ってられないわよね! 何とかしなくちゃ! 」
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弘江
「 ねえ、お父さん…… 」
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辰巳
「 おお、すごい金額だ 」
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弘江
「 立地と広さだけで見れば、ね 」
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弘江
「 実家にはお父さんとお母さん……そして私の大事な思い出もたくさん詰まってる 」
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弘江
「 こんなにあっさりお金に変えてしまっていいのかな…… 」
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辰巳
「 そうだな…… 」
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辰巳
「 よし、もう少し調べてみよう! 」
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弘江
「 え? 」
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辰巳
「 君の気持ちを大事にしてくれる不動産屋がきっとあるはずだ! 僕も探すから! 」
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弘江
「 あなた…… 」
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辰巳
「 ここはどうだ? 」
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弘江
「 不動産売却センター……相続の相談にも乗ってくれるのね 」
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辰巳
「 他社とは違って売却金額を強く打ち出してないんだ 」
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弘江
「 そうね……一度問い合わせてみましょう 」
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弘江
「 査定見積もりまで無料なのはとても良心的よね 」
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辰巳
「 気軽に相談できるしな! 」
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弘江
「 来週、担当の方が実家まで来てくださるそうよ 」
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辰巳
「 訪問してくれるのも嬉しいな 」
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佐藤
「 はじめまして! 今回担当させていただく不動産売却センターの佐藤です! 」
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弘江
「 小林です。よろしくお願いします 」
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佐藤
「 ええと……この建物は奥様のご実家、ということでお間違いないでしょうか? 」
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弘江
「 はい 」
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弘江
「 実は数年前に父が亡くなってから、一度この家を処分しようという話になったんですが…… 」
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母
「 お父さんはいなくても、思い出はここにあるからね。お母さんはこの家で一生を終えたいんだよ 」
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弘江
「 ……ということがあって母だけで暮らしていたんですが、母も亡くなって…… 」
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佐藤
「 そうだったんですね 」
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弘江
「 母が亡くなった今、この家にはすごく特別な気持ちを感じるんです 」
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弘江
「 だから、ただ売れればいい、とはどうしても考えられなくて…… 」
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佐藤
「 なるほど 」
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佐藤
「 分かりました! ご両親も奥様も笑顔になれるような活用方法を一緒に考えていきましょう! 」
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弘江
「 でも何から手を付ければいいのか分からなくて…… 」
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辰巳
「 だからプロがいるんだろう 」
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弘江
「 あ、そうよね……! 改めてよろしくお願いします! 」
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佐藤
「 はい、お任せください! 」
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佐藤
「 今お話を聞いた印象から、建物を壊さずにリフォームをして活用するという方法が思い浮かんだのですが…… 」
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弘江
「 リフォームして売却、ということですか……? 」
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佐藤
「 いえ、ほかにも方法はございます 」
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佐藤
「 例えばリフォームをした建物を貸し出して賃貸経営をするとか 」
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弘江
「 大家さんとしてあの家に関われるってことね! 」
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弘江
「 でも賃貸経営って大変だって聞くし…… 」
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辰巳
「 ご両親だって、君の負担を増やすために残したわけじゃないだろうしな 」
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佐藤
「 もちろん売却することも可能ですよ! 」
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弘江
「 そうね…… 」
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弘江
「 でも、必ずいい人に買ってもらえるってわけじゃないし…… 」
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辰巳
「 そうだなあ……結局は値段で決まるだろうし 」
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佐藤
「 ご安心ください! 購入後、住んだり賃貸として活用したりする人に限定して売却することも出来ますよ! 」
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弘江
「 それなら安心して売りに出せるわね! 」
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辰巳
「 ああ、そうだな! 」
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弘江
「 リフォームするならこの荷物、何とかしないとね 」
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辰巳
「 それはまた別の業者を…… 」
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佐藤
「 ちょっと待ったぁ! 」
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弘江
「 さ、佐藤さん……!? 」
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佐藤
「 すみません、ちょっと力みすぎました 」
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佐藤
「 当社では相続した物件に残る残置物処分のほか、解体する場合の費用についてのご相談も無料で受け付けております! 」
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佐藤
「 だから売却が決定するまでお金はかからないんです! 」
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辰巳
「 何と! 」
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弘江
「 では佐藤さん、あとはよろしくお願いします 」
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佐藤
「 きっといい買い手がつくと思いますよ! 」
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佐藤
「 いよいよですね 」
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弘江
「 佐藤さんのおかげです。ありがとうございました! 」
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辰巳
「 きっとお義母さんたちも喜んでるな 」
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弘江
「 ええ 」
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弘江
「 あの家をずっと守ってくれると思うわ 」