売却が難しいと言われる長屋式住宅とは?売却方法などについて解説!

query_builder 2023/03/16
マンション空き家土地相続離婚
柏市 売却 長屋 既存不適格 旗竿地

売却しにくいと言われている不動産のひとつに長屋式住宅(連棟式住宅)があります。
長屋式住宅は独特な形状が特徴で、売れないのではないかと懸念される声も多いです。
今回は、不動産の中古物件の市場で売却しにくいと言われる長屋式住宅とはどのようなものか、売却しにくい理由、売却するための方法について解説します。

売却が困難と言われる長屋式住宅とは?

長屋式住宅は、近年ではテラスハウスやタウンハウスとも呼ばれるタイプの住宅で、1つの住宅として登記された建物のなかに壁を隔てて複数の住宅がある状態のものを言います。
時代劇によく出てくる「長屋」と言えばイメージしやすいでしょう。
アパートやマンションなど通常の共同住宅との違いは、まずアパートやマンションには共同のエントランスがあるのに対し、長屋式住宅の場合は各戸に独立した玄関があり、外からの出入りが可能な点が挙げられます。
2つ目は通常の共同住宅は「建物の幅4mが道路に接していなければならない」とされていますが、長屋式住宅の場合は2mで良い点です。
3つ目は共同住宅とは異なるルールが適用されるにも関わらず、制約の多い特殊建築物とは扱われない点になります。
長屋式住宅はこのような特性から、旗竿地のような形状の土地に安価で複数の家が建てられるというメリットがあるのです。

長屋式住宅が売却しにくい理由は?

長屋式住宅は、古い建物が多く担保価値が低いとみなされやすいです。
また、建築当時は建築基準法に適合していた物件でも、現在の建築基準法には適合していない既存不適格建物とされてしまうこともあります。
長屋式住宅は狭い土地に建てられているケースが多く、市区町村が指定する最低敷地面積を満たしていないこともあり、再建築ができない可能性もあるのです。
これらの理由から住宅ローンの審査にとおりにくく、より一層買主から嫌厭されてしまうのが長屋式住宅の特徴でもあります。

長屋式住宅を少しでも高く売却する方法は?

売却の難しい長屋式住宅ですが、有利に売却する方法はあります。
まず、仲介による売却ではなく買取業者に買い取ってもらう方法です。
一般的な相場よりも6〜7割程度安くなる可能性がありますが、仲介により売りに出しても売却できないまま時間が経ち、最終的に値下げせざるを得ない状況なることもあります。
結局値引きするのであれば、早めに買い取ってもらうほうが良い場合もあるでしょう。
隣家を買い取って一棟丸々売却する、または隣家も売却を考えているのであれば隣家に買い取ってもらう方法もあります。
隣家との調整が必要になりますが、リノベーションで市場のニーズに合致した部屋にすることで買い手が見つかる可能性もあります。

まとめ

売却が難しいと言われる長屋式住宅ですが、売却できないわけではありません。
有利に売却する方法として、まず隣家に売却を相談してみることをおすすめします。
長屋式住宅の売却のことでお悩みがございましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。
柏不動産売却相談センターでは、千葉県柏市、松戸市、流山市、我孫子市、野田市を中心に売買物件を豊富に扱っております。
お客様のご希望に真摯にお応えしますので、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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不動産売却相談センター

住所:千葉県 柏市 桜台 1-1 サクラヒルズ201

電話番号:0120-428-145

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