ペアローンの使用後に離婚するとどうなる?問題点や対処法・リスクを解説!

query_builder 2024/04/25
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柏市で離婚にあたって悩みの種となりやすいのが、夫婦の自宅として購入した家の扱いです。
とくにペアローンを使っている場合は注意が必要で、そのまま離婚すると将来のトラブルにもつながりかねません。
今回は、ペアローンの使用後に離婚するときの問題点や対処法、リスクを解説します。

ペアローンの使用後に離婚するときの問題点

ペアローンの使用後に離婚するとどうなるのかといえば、自宅の売却が難しくなります。
夫婦のそれぞれでお金を借りて住宅を購入している以上、売却には双方の同意が不可欠だからです。
あわせて、離婚の時点でアンダーローンなのか、オーバーローンなのかも重要な問題にあたります。
アンダーローンとは、物件の価値が残債を超えている状態、つまり物件を売れば売却金で残債を清算できる状態です。
オーバーローンは、物件の価値が残債を下回っており、売却金を全額返済に充てても完済にいたらない状態にあたります。
後者だと離婚のリスクが高まりやすいため、より注意が求められます。

ペアローンの使用後に離婚するときの対処法

ペアローンの使用後に離婚するときの対処法としては、住宅ローンを一本化するのが有効です。
ペアローンを借りた金融機関で相談すると、夫と妻のどちらかが配偶者の債務を引き受けられる場合があります。
ペアローンの一本化が難しいときは、住宅ローンの借り換えを検討したいところです。
ほかの住宅ローンを新たに契約し、借りた資金でペアローンを一括返済すれば、一本化が叶います。
また、金融機関の許可を得て、残債を清算できない物件を売却させてもらう任意売却も、ペアローンの残りに対する有効な対処法のひとつです。

ペアローンの使用後に離婚するリスク

ペアローンで購入した自宅は、夫婦の共有名義になっているはずです。
共有名義を解消しないでいると、元配偶者の同意なしには売却できない状態が離婚後にも続き、物件を将来手放したくなったときに困ります。
また、共有名義を解消せずにいると、相続時にトラブルになる場合もあります。
各自が得ていた所有権は相続の対象であり、将来的に見ず知らずの相手が所有権を相続し、権利関係がより複雑になることもありえるからです。
さらに、共有名義の不動産の税金は所有者全員に課せられており、離婚した相手に支払いの滞納があれば、自分のところに請求が来てしまいます。

ペアローンの使用後に離婚するときの問題点

まとめ

ペアローンの使用後に離婚すると、自宅の売却が難しくなります。
対処法としては、金融機関への相談や借り換えによる住宅ローンの一本化のほか、任意売却も有効です。
そのまま離婚するリスクとしては、売却のハードルが上がったり、相続時にトラブルになったりする点が挙げられます。
柏市、松戸市、流山市、我孫子市、野田市での不動産の売却なら柏不動産売却相談センターへ。
お客様のご希望に真摯にお応えしますので、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。


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