柏市で離婚により不動産を売却する②(売却するべきか) | 柏市で不動産売却事業を展開する専門家として不動産会社様の選び方等を紹介

　離婚の残債分与において売却するべきかどうかの検討する前に、そもそも売却出来るかの検討が必要です。ポイントは残債より高く売れるかどうかです。残債より高く売れる場合をアンダーローン、売っても残債が残ってしまう場合をオーバーローンといいます。

①アンダーローンの場合

売却により住宅ローンが完済できるので問題はございません。残債を完済し残った現金をを2等分すればいいだけですので簡単です。

②オーバーローンの場合

売却してもローンが残ってしまう場合には。そもそも売却自体が金融機関より禁じられています。売却するためには、現金を追加してローンを完済する必要があります。

　本題の離婚時に売却するべきかどうかですが、いずれの場合においても、離婚後のトラブルをなくすために不動産は売却してしまう事をお勧めいたします。

　住宅ローンの連帯保証人になっている場合は特に売却をお勧めいたします。連帯保証人は、離婚したら自動的に外れるわけではありません。 離婚時に相手がローンを支払う約束になっていても、返済が滞れば連帯保証人に支払い義務が生じます。 売却してローンを完済してしまえば、連帯保証人を外すことが可能です。　

　離婚をして奥様やお子様がそのまま住み続けたいとのご希望をよく耳にしますが、その後トラブルになっているケースも多々あります。返済の滞りにより突然の退去要請、古くなった住宅のメンテナスに関するトラブル、元夫が再婚した後に住宅ローンを組む必要が出てきた、関係悪化による退去要請などです。

　次回は、離婚時の不動産売却の注意点をご説明いたします。

　売った場合残債が消せるかどうかについては、不動産会社による査定を活用しますが、弊社では柏市、流山市、我孫子市、野田市、松戸市を中心に売却査定を無料で承ります。お気軽にご相談ください。