不動産購入後の登記における「登録免許税」とは？税率と軽減措置も解説！ | 柏市で不動産売却事業を展開する専門家として不動産会社様の選び方等を紹介

柏市だけでなく不動産を購入するときには、登記にかかる登録免許税という税金が発生します。
この税金は、不動産の所有権や抵当権などの権利を国に登録することで、その権利が保証される代わりに支払うものです。
そこで今回は、不動産を購入したときの登記にかかる登録免許税について、税率や軽減措置について解説します。

登録免許税とは

登録免許税とは、不動産の所有権や抵当権などの権利を登記する際に、国税として納める税金のことです。
登記する場所は、不動産が所在する地域の法務局です。
登記するために必要な情報は、登記簿謄本と呼ばれる書類に記載されています。
登記簿謄本は、法務局やインターネットで閲覧・取得できます。
登記費用のなかには、登録免許税以外にも司法書士手数料が含まれるので把握しておくと良いです。
司法書士手数料は、登記の内容や不動産の価格によって異なりますが、一般的には数万円から数十万円程度です。

登録免許税の税率・所有権の保存登記

登録免許税は、不動産の所有権や抵当権の登記に伴う税金です。
登記により、権利の内容や範囲がはっきりし、他者にも効力があります。
税率は登記する権利によって異なり、たとえば所有権の移転は不動産評価額の1.5％です。
所有権の保存登記は所有者が変わらず権利を保全するための登記で、相続や贈与、住宅ローン完済時に必要です。
これにより所有者情報が最新になり、トラブルを未然に防げます。

住宅用の不動産における登録免許税の軽減措置

住宅用不動産における登録免許税の軽減措置は、特定の住宅用家屋購入時に税率を引き下げる仕組みですが、この軽減措置は2024年3月31日までとなっています。
具体的な対象は、特定認定長期優良住宅や認定低炭素住宅など、環境や耐震性が高い物件に限られます。
購入者は登記時に対象を証明する書類の添付が必要です。
この軽減制度は税負担を軽減し、国や自治体には環境配慮の住宅普及を促進するのが利点をいえます。
また、詳細な対象や手続きについては、関連する法令や自治体の規定を確認することが必要です。
登録免許税の軽減措置について詳しく知りたい方は、国や地方自治体が提供する情報を参考にしてください。

まとめ

登録免許税とは、不動産を購入したときに発生する税金の一種です。
一般的には、所有権の移転登記では、不動産の価格の1,000分の20（5%）が税率となりますが、令和8年3月31日までの間に登記を受ける場合は1,000分の15（1.5%）に軽減されます。
ただし、特定認定長期優良住宅や認定低炭素住宅など、特定の住宅用家屋を購入すると税率が下がる仕組みがあります。
これらの措置を利用することで、登録免許税を大幅に節約することができるのでおすすめです。
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