実家じまいとは？事前に知っておきたい実家の処分方法もご紹介 | 柏市で不動産売却事業を展開する専門家として不動産会社様の選び方等を紹介

実家じまいとは、親が亡くなったり施設に入ったりしたときに、実家を処分することです。
しかし実家じまいにはさまざまな準備が必要で、どんな手続きが必要なのか、どうやって不用品を処分するのか、悩む方も多いでしょう。
そこで今回は、柏市でもできる実家じまいの準備や処分方法について解説します。

実家じまいとは

実家じまいとは、実家に住んでいた親が亡くなったり、施設に入ったりして、実家を手放すことをいいます。
実家じまいをおこなう理由は、主に以下の3つです。

●空き家になった実家の管理や税金が負担になる場合
●実家の土地や建物が古くなって価値が下がる場合
●実家の近くに住んでいない場合

空き家になった実家は、所有しているだけで税金の支払いや維持管理にコストがかかってきます。
とくに実家から離れて暮らしている場合、定期的な維持管理もおこないにくいです。
そのため実家を所有していることで発生するコストや、維持管理にかかる手間を手放すために、実家じまいをします。
しかし実家じまいをおこなう際には、実家の荷物の整理や処分、実家の売却や贈与、実家の墓地の移転など、さまざまな手続きが必要です。
また親の思い出や感情が詰まった場所を手放すことになるので、心理的に大きな負担になる点にも注意しましょう。

実家じまいの方法①：事前準備

実家じまいをする際には、実際の手続きだけでなく、事前準備も重要です。
まずは親と協議し、実家を処分して良いか、財産をどのように相続するかを決めておきましょう。
しっかりと同意を得ておかないと、後々トラブルになる可能性もあります。
同時に実家じまいに際して親が住み替える場合は、新居の条件や引っ越し日程も確認しておきましょう。
また実家じまいすることが決まったら、実家近隣の人や知人に挨拶をし、実家じまいをすることやこれまでの感謝、連絡先を伝えておきます。
これらの準備により、実家じまいがスムーズに進行します。

実家じまいの方法②：建物と荷物の処分

実家じまいをする場合、まずは建物内にある荷物を整理し、不要な物は処分する必要があります。
荷物のなかには思い出の品や貴重品があるかもしれないので、家族と相談しながら必要な物と不要な物を選別しましょう。
必要な物は現在の住まいや新居に送り、不要な物は不用品回収業者やリサイクルショップに処分を依頼します。
荷物が処分できたら、次は建物の処分に移ります。
建物の処分方法は2種類あり、土地や建物に価値がある場合はそのまま売却することが多いです。
一方で価値がない場合や売却が難しい場合には、より高く売るために、建物を解体して更地にしてから売却します。
ただし荷物の処分や建物の解体には費用がかかるため、事前に見積りを依頼して、必要な費用を把握しておきましょう。

まとめ

実家じまいとは、親が亡くなったり施設に入ったりして人が住まなくなった実家を手放すことです。
実家じまいをする際は、事前に親の同意を得て、新居の準備や近隣住民への挨拶をしておく必要があります。
ただし不要物の処分や建物の解体には費用がかかるので、事前にいくら必要なのか確認しておきましょう。
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