空き家の外壁を塗装しないとどうなるのか?外壁塗装の時期などをご紹介

query_builder 2023/11/16
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親や祖父母などが所有していた物件を相続などによって、所有して空き家の状態になっている方もなかにはいるでしょう。
空き家もそのままの状態で、修繕などをおこなわなければ、劣化が進んでしまい多数の問題が発生します。
今回は、空き家の外壁を塗装しない場合どうなるのか、外壁塗装の時期と空き家の塗装が必要な理由をご紹介していきます。

空き家の外壁を塗装しないとどうなるのか

塗装しない場合、外壁が劣化します。
建物を使わなければ外の空気も留まってしまい、湿気の影響で外壁に弊害が起きて塗膜の劣化が進みます。
この外壁の劣化が始まれば、塗膜の劣化のみならず、ほかへの影響を及ぼしてしまい危険です。
雨漏りや構造体などへも、劣化によって影響が出てきます。
外壁の塗膜が剥がれていけば、そこから雨などの水が建物のなかに入り、雨漏りを起こしてしまうでしょう。
その雨漏りを放置すれば、建物のなかも劣化が始まってしまい、建物の構造体も悪い影響を及ぼす危険になります。

空き家の外壁を塗装する時期

外壁の塗装をおこなうタイミングは、塗料の種類によって異なります。
アクリル樹脂系であれば6~8年、フッ素樹脂系であれば15~20年、サイディングであれば5~10年です。
そして、塗装をおこなう目安の劣化現象もいくつかあります。
たとえば塗料の光沢があまり見られなくなってきたり、塗膜が劣化してチョークのような粉がでてきたり、ひび割れを起こしたりなどがあります。
これらの劣化現象が出てきた場合は、外壁の塗装をし直す目安となるため、外壁のお手入れを考えたほうが良いでしょう。

空き家も外壁塗装が必要になる理由

必要な理由はまず、構造の点です。
外壁の劣化が起これば、その建物の構造へもダメージを与えてしまい、構造も修繕が必要になり高額な修繕費用がかかってきてしまいます。
次に、資産価値です。
外壁の劣化や建物の構造へのダメージなどが起きてしまえば、その建物としての資産価値が減ってしまい、売却価格も低い額になってしまいます。
家の資産価値を維持するためにも、空き家も定期的なメンテナンスが必要です。
最後に、特定空家です。
国などの行政に特定空家と認定されてしまえば、固定資産税などの軽減を受けられなくなり、税負担が大きくなります。
特定空家と特定空家以外の固定資産税の差は、6倍にも及ぶため、特定空家にならないように注意しましょう。

空き家の外壁を塗装しないとどうなるのか

まとめ

今回は、空き家の外壁を塗装しない場合どうなるのか、外壁塗装の時期と空き家の塗装が必要な理由をご紹介してきました。
塗装しなければ、外壁の劣化と建物の構造体へ影響が出てきます。
そのため、劣化現象が起きてきた場合は塗装をおこない、資産価値を維持できるようにしましょう。
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