不動産における親族間売買とは?一般的な売買との違いや適正価格をご紹介

query_builder 2024/03/03
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柏市で不動産を所有している方のなかには、親族に売却を考えている方もいらっしゃると思います。
安心して取引できてメリットの多い親族間売買ですが、場合によっては贈与とみなされる恐れもあるため、注意が必要です。
そこで今回は、親族間売買とはどのようなものか、一般的な売買との違いや適正価格をご紹介します。

不動産における親族間売買とは?

親族の間で不動産を売買することを、不動産の親族間売買といいます。
この場合の親族の範囲は、相続人に該当する親族がその範囲と考えられます。
税務署が不動産の親族間売買でチェックしているのは、みなし贈与の発生の有無なので、その点に注意して売買契約を進めましょう。
親族間売買のメリットは、相手が親族なら自分や家のことをよく理解しているため安心して売買できる、引き渡し条件を自由に決められる点などが挙げられます。
一方で、親族間売買のデメリットとして、みなし贈与だと思われやすい点や、税務上の特例が適用されない可能性がある点、住宅ローンが利用しにくい点などがあります。

不動産における親族間売買と一般的な売買の違い

親族間売買と一般的な売買の違いのひとつが「みなし贈与」と判断される可能性がある点です。
時価の80%など「著しく低い金額」で売買した場合、みなし贈与だと判断され、時価との差額に贈与税が課される可能性があるので注意しましょう。
また、親族間売買では税務上の控除や特例が使えないケースがあります。
例として、居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除や、居住用財産を売ったときの軽減税率の特例などが該当する可能性があるため、確認が必要です。
くわえて、親族間売買では住宅ローンの審査が通りにくいケースがあります。
親族間売買と称して、金利の安い住宅ローンを他の用途に使われる恐れがあるからです。

不動産の親族間売買における適正価格とは?

不動産の売却価格の設定は本来は自由ですが、親族間売買で贈与とみなされないためには、相場価格と乖離が少ない、適正価格での売買が重要です。
適正価格を知るには、不動産鑑定士に依頼する、路線価を使って不動産価格を求める、不動産会社に査定を依頼する方法があります。
不動産鑑定士に依頼する場合は、鑑定料が必要となるので注意が必要です。
路線価を用いる場合は「路線価×1.25で実勢価格を求める方法」と「路線価をそのまま使う方法」がありますが、税理士などに相談して確認しながら進めていくことをおすすめします。
親族間売買の場合でも、売買契約書の作成は必要となるため、不動産の査定や売買契約書の作成などを不動産会社に依頼すると安心です。

不動産の親族間売買における適正価格とは?

まとめ

不動産を親族間売買する場合、信頼できる相手に売買できるメリットもありますが、みなし贈与とみなされる恐れや住宅ローン利用に制限があるなどのデメリットもあります。
親族間売買で贈与とみなされないためには、相場価格と乖離が少ない、適正価格での売買が重要です。
トラブルにならないよう、不動産会社や税理士などプロに相談しながら、スムーズな親族間売買を進めましょう。
柏市、流山市、松戸市、野田市、我孫子市での不動産の売却なら柏不動産売却相談センターへ。
お客様のご希望に真摯にお応えしますので、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。


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